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 Vol.1 校長からご挨拶

 Vol.2 ヘドンのスミスカラー

 Vol.3 ザラゴッサ Jr.

 Vol.4 「WORKS.2010」

 Vol.5 雄蛇ヶ池の悪夢

 Vol.6 初バス

 Vol.7 我慢できない自分

 Vol.8 裏セミ

 Vol.9 「ロッドとプラグと
       ラインの関係」裏話


 Vol.10 日記帳から甦った
      津久井湖の記憶


 Vol.11 FO-60の変遷

 Vol.12 IHFE・マグナム
        40thカラー


 Vol.13 相模湖

 Vol.14 5月の明暗

 Vol.15 夏の思い出

 Vol.16 バス釣り・・
      ・・沢山のing


 Vol.17 沢山のing・・
      ・・プラッギング


 Vol.18 グリップの話

 Vol.19 ロッド作りの裏話

 <Vol.20〜>



玉越アカデミー

玉越アカデミー校長室 Vol.15

夏の思い出


 今年も恒例の裏セミ(スミスのトップウォーターセミナーに参加して知り合った生徒たちが毎年夏に琵琶湖に集合してトップオンリーで楽しむ会)に参加して来ました。

 琵琶湖は年々大型のバスが釣れるようになっていて50cmアップは当たり前、狙いはもはや60cmアップと言ったところです。

 我々がお世話になるボート屋さん「ひさの屋」の釣果情報にも60UP写真が頻繁に掲載されていて、琵琶湖のポテンシャルの大きさに驚かされます。


S君力作の裏セミの栞

 しかし、我々の仲間で60UPを釣ったのは過去に1人だけ・・・!

 次は誰が?

と話がでるのですが、58cm止まりで中々達成出来ません。
 今年も6月中旬から「様子見」と称して大阪のメンバーを中心に琵琶湖通いが始まり、結果報告として刺激的な写真が送られて来るのでこちらのテンションも上がりっぱなし。琵琶湖へ向かう車中もそんな話題で大盛り上がりです。

 いつものセブンイレブンに集合後、直ぐに「ひさの屋」さんへ・・・

「今日は曇りだからローライトで良さそうですよ。」

とのN君の言葉にテンションはさらにヒートアップ。気がつけばもう出発した仲間もいてビックリ!
 私はまだロッドにラインも通していない始末。

 N君の案内で最初に入った和邇のエリでは30cmはあろうかと思われるハスをバスが追いかけまわして「ガボッ」と捕食しているシーンを目撃。

 新発売のウィゾ52Aを慎重にキャストして綺麗にアクションさせたが無反応。するとまたしても巨大なバスがハスを追ってボイル発生。自分では納得の動きを出せたのですがやはり本物には敵わないようです。結局このエリではノーバイトで次に移動。

ウィゾに付いた無数の歯形

 最初のバイトはやはりウィゾでした。

 ユラッユラッと動かして止めた瞬間

「ガボッ」

と琵琶湖にしてはおとなしい出方でしたがしっかりと銜え込み元気な引きを堪能してキャッチしたのは35cmUpの綺麗なバスです。

 次はエリの先端で沖目の伸びたロープ際、ウィゾが通過したとたんにバシャと水飛沫・・しかし持ち込まない・・そこでチョンと動かすと・・・バシャ、今度はウィゾが跳ね飛ばされた。・・・もう一度チヨンと煽ると・・ガバッと今度は持ち込みしっかりとフックアップ。

3度目で喰わしたこのバスとの駆け引きがとても面白いのです。これも関東では中々味わえない琵琶湖の魅力の一つと言えるでしょう。琵琶湖のバスは活性が良いので、ガバッと出ても早合わせをしないで竿先にテンションを感じてから合わせるぐらいでOKです。早合わせすると追い喰いは味わえませんよ。

 昼には桟橋に戻って皆で昼食。

 そしてテントの下で今日の状況や近況など皆でワイワイガヤガヤとおしゃべりタイム。

これも欠かせない楽しい一時なのです。

 午後はDM君と出船、この日は入れ食いはないもののポツポツとバイトが有って一応は満足していたのだが、

昼食後の楽しい一時

「一発大きいのが欲しいですね。」

と最近実績のあるエリへ、ここではスティッキー0のお気に入りBKSをセレクトしてキャストして行きます。  エリの先端へキヤストしたスティッキー0をアクションさせて少し沖目に差し掛かった時、

「ザッバ〜ン!」

とバケツをひっくり返したような強烈なバイト。

 一呼吸置いて合わせるとズッシリとした重量感、次の瞬間、体全体を水面上に出しての大ジャンプ、そして強烈な突っ込みでロッドは満月状態

「いや〜このジャンプ、この引き。これが楽しいよな〜」

と余裕のやり取りでランディング。

 これがなんと私にとってトップで釣った初の50cmなのでした。

 結局この日は10バイトで8匹キャッチ2バラシという満足な1日でした。

 2日目も数は減りましたが同じような結果でいよいよ最終日。


やっと釣り上げた50cm

 3年ぶりにW君と同船して早朝からヒット連発!と行きたかったのですが、出ません。他の仲間に状況を聞いても


40thインナーハンドとFO−60コンビで!!
「今日は全くダメです。」の返事。

 どうやら我々が毎日入れ替わりで攻めているので渋くなってしまったようです。

 そこで、エリの近くでエレキを止め少し静かにしていると、案の定近くでアユボールが出現。

 それを目掛けてバスのボイルも発生します。我々もボイル目掛けてキャスト、ルアーをアクションさせるのですが、中々喰いついてくれません。

確率から行くと5割以下でしょうか?

 ボイルの釣りには少しコツがあつて、ボイルが有ったら進んで行く方向を確認してその先へキャストして誘うと確率が良いようです。でも全てはバスの気分次第ですかね〜。

 こんなボイルの釣でW君が3〜4匹ヒットさせましたが、それ以外は2人とも1〜2バイトで

「今日はこれで終わりかね〜」

と思いながら入ったエリでドラマが起こりました。先端の少し離れた所のあるポールへスウィンググランパをキャスト、所が狙ったところよりも3m位右にずれてしまいました。これでは出ないよな〜などと呟きながらアクションさせ、かなり手前まで来たところで、そろそろ投げ直そうと思った瞬間

「ガバッン」

と言う凄い水飛沫と共に一揆にロッドが引き込まれドラグがグッ、グッと出て行きます。少し落ち着いたところでガツンと合わせをくれてやると、バスは水面へ上がってきてジャンプ

「でかい!」

大きな口とボテッと膨らんだ大きなお腹を確認出来ました。バスは直ぐに真下に突っ込みます。

「これは捕れる」

と思った矢先に3度目の突っ込みが、ロッドは手元から大きく絞り込まれ

「これ、でかいぞ!」

とW君に叫んだ次の瞬間、スッと軽くなりました。ラインブレイクです。まさかの事態にただ呆然としてしまいました。

 毎年、琵琶湖の釣りは次に繋がるヒントを与えてくれます。今年も楽しい沢山の思い出と苦い思い出を残してくれました。

 琵琶湖は今年、例年よりアユが多いようで好調です。10月中旬まではトップで楽しい釣りが出来ると思いますのでお勧めします。

 情報は、レンタルボート「ひさの屋」さんへ!




スティッキー0のBKSを丸呑み

バスの引きを堪能


夕食もまた楽しい思い出

トップ狂いの仲間達



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