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 Vol.1 校長からご挨拶

 <Vol.2-19>

 Vol.20 昔の話

 Vol.21
  スミスと私とヘドン(1)


 Vol.22
  スミスと私とヘドン(2)


 Vol.23
  スミスと私とヘドン(3)


 Vol.24
  スミスと私とヘドン(4)




玉越アカデミー

玉越アカデミー校長室 Vol.22

スミスと私とヘドン(2)
 前回はヘドンの取り扱い開始からスミスオリジナルヘドンを作り出した流れを書きましたが、まあヘドンとの取引では色々なことが起きました。
 色の問題、形状の事、リグの事などですが、この辺は個々のプラグの話の中で紹介して行きます。  それでは色々な事のあったプラグについて紹介して行きましょう。

<TIGER #1020、#1030(マグナムタイガー)>

 1978年、初めてカタログに載せたのですが、その時は金属板入りではありませんでした。しかしスミスオリジナルとしてはかなり早い段階で

「タイガーはやっぱり金属板入りの方がいいから復活出来ないか?」

と言う話が出て確認したところ、

「金属板入りでも出来る。」

との返事を貰ったので企画が進みました。

 1979年カタログには代表だけですが、#1020タイガーのTGカラーを載せて、

上段が昔からのTGカラー
下段は赤味が強すぎるTGカラー
「メタルプレート入りオールドタイプ」

と紹介しています。(左の写真は、確か、誰かが持っていた私物を映したと記憶しています。)

 もともとヘドンでは#1020、と#1030は番号だけの違いで名前は付いていなかったのです。

しかし、それでは間違え易いということで、スミスでは

 #1030 を マグナムタイガー と呼ぶことにして、カタログや広告でもそのように表示しました。
 そんな訳でルアー本体にはMagnum(マグナム)と言う表示は付いていないのです。

 タイガーの代表的な色はなんといってもTG(タイガーカラー)です。

 古いTGカラーは背中がオレンジなのですが、1977、1978年頃(金属板入りでは無い)の物はかなり赤味がかったオレンジになっていました。

 スミスが希望したのは当然昔の色、すなわち少し黄色味がかったオレンジです。

 しかし、入荷したのは赤味がかったオレンジ・・・

「これは違う、スミスが希望しているのは昔のオレンジですよ。」

と注文をつけて直させたのです。

ここに写っている3っとも表示はSTG

ヘドンからは間違えないようにとこの色の表示をSTG(スミスのTG)として来ました。ですが、入荷する度に正しい色だったり、赤っぽいのが来たりしてその都度苦情の連絡をしていたものです。


初期のエンボスプレート
 中に入っている金属板もまちまちでした。

 最初はエンボスがきちんと入ったプレートでしたが、

全てのタイガーに模様の無いプレーンの金属板が入った物が入荷したり、

いつの間にかエンボスの模様がひし形に線を引いたような模様になって入荷したり、

またそれが薄かったり、くっきり入っていたりとまちまちで、

その都度一喜一憂していました。(まあ、ヘドンはいつもそうでしたが・・)

 これに、背中の色の違いが加わると訳分からなくなってしまいます。

 何時だったかユーザーからタイガーを見せられて、

「これは何時頃のですか?」

と質問された事がありましたが、こんな事情なので私にもはっきりとは答えられないのです。


なにも模様の無いプレーンのプレート

菱形の模様のプレート

 また、タイガーにはビックタイガーと呼ばれる#1040があります。これを復活して欲しいとの声もありますが、プラドコ社に確認した所、モールドが壊れていて生産は不可能だそうです。

 復刻するには新しくモールドを作らなければなりません。これには色々とリスクを伴いますので難しいでしょうね。



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