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 Vol.1 校長からご挨拶

 <Vol.2-19>

 Vol.20 昔の話

 Vol.21
  スミスと私とヘドン(1)


 Vol.22
  スミスと私とヘドン(2)


 Vol.23
  スミスと私とヘドン(3)


 Vol.24
   スミスと私とヘドン(W)




玉越アカデミー

玉越アカデミー校長室 Vol.24

スミスと私とヘドン(4)
< ウンデットスプーク >

 プラスチックボディーの代表的なダブルスィッシャーと言えば、

  「ウンデットスプーク」

私も好きなルアーですが、これもまたヘドンとの間で嫌な思い出のあるルアーです。


ウンデッドスプーク 上から

1960年代初めの物、


1971〜1975年の直ペラモデル、


スミスオリジナルカラーのウンデッド、


スミスのザラIIボディー



 この話は、「僕のヘドンストーリー」の中でも話していますが、ある時(何年の何月に入荷した商品かははっきりしない)入荷した商品を見たら・・・・・

「あれ〜ボディー太くない?」

「少し大きいよな〜」

「アッ!これザラIIのボディーじゃない」

「どう言うことよ・・・これ!」

直ぐに販売にストップをかけて、ヘドンに問い合わせ・・・

帰ってきた答えが・・・

「ちょっとモールドに問題があってうまく成型が出来ないので、ザラUのボディーを使った。申し訳けない。」との事。

「冗談じゃないよ! これはウンデットスプークじゃないじゃない。」

と私は怒り心頭で、返品を考えました。小売店からも当然返品される事が予想されました。

 しか〜し・・・結局のところ

「売るしかないだろう。」

となってしまいました。(この寛大さがスミスの特徴か?)

 ヘドンとの間では結構こんな結論にならざるを得ない事が多くて、本音を言うとチョット嫌なんですよね。

 ところが不思議な事に小売店から返品される事はほとんど無く、またユーザーからもクレームが来た記憶もありませんでした。逆に、このザラUボディーのウンデッド、

「ペラの回転、スイッシュ音もいいし魚も良く釣れる。」

と人気が出て今では希少価値もありほとんど手に入らないそうです。

「玉越さんは持っていないのですか?」

と良く聞かれますが、実は一つも持っていないのです。当時、

「これはウンデットスプークではない。」

と思っていましたので(今でも思っていますが・・・)買いませんでした。

 今、210サーフェースのボディーが復活され(昔はザラUと210は同じボディーを使っていた。)、これにチョクペラを装着した210ウンデットが発売されていますが、これは、当時のザラIIボディーのウンデットに非常に近いと言われたので使ってみました。

 正直なところ、

「これはこれで使えるな〜」

と思っています。

 でも、私にとってのウンデットスプークはこれではないのです。



1596−1 

 左画像は、
上段:ザラUボディーのウンデッド、
中段:復刻された210サーフェイスのボディーを使った#211ウンデッド、
下段:現行のザラUボディーを使ったウンデッド(これはスミスでは扱っていない)
 右画像は、ベリーに入っているロゴの違い。
 

 ザラUボディーのウンデッドは、#210と同じボディーだったので、#210用金属プレートを取り付けるネジ穴が空いている。


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