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SuperStrike Day in 津久井湖 開催レポート


会場は津久井観光ボートのBBQスペース。蝉の声が頭の上から降ってきます

2010/08/29



猛暑の津久井湖で

 神奈川県津久井湖は、芦ノ湖や相模湖などと共にシニアアングラーにとってなじみの深いリザーバーです。急深な湖岸とひと晩で湖の姿を一変させる大きな増減水、都心から至近ということで生じるフィッシングプレッシャーの高さなど、バスフィッシングの難度が高くなる要素を多く抱えた釣り場です。

 とはいえ、50pを超す見事なポットベリーも数多くキャッチされており、バスレイクとしてのポテンシャルはまだまだ高いものがあるようです。

 さて、そんな津久井湖でスーパーストライククラブ初のイベントが開催されました。

名付けて「SuperStrikeDay」。

 メンバー同士の交流を深め、バスフィッシングで豊かな時間を過ごそう・・・というこの試みには20名を超すアングラーが参加してくれました。

 猛暑、酷暑が連発されたこの夏。それも8月の29日ですから、降り注ぐ日差しも一段と厳しく、あっという間に額から汗が流れ落ちてきます。事務局からは鳥居事務局長や玉越校長が参加。

 今回はクラブ限定のグッズやアウトレット品の販売も予定されていたんです。並べられた品々にメンバーも興味津津。ちなみに、玉越校長は早朝からボートを出してイベント前に腕慣らし。見事、校長の面目躍如で40pクラスのナ〜イスフィッシュを手にしました。


ついにお披露目となったマグカップ。
そしてアウトレット品、DVDなど

トップで釣っちゃった!!と、嬉しそう。

・・・ニゴイですけど。

 受付開始時間には、体調が回復した特別ゲストの羽鳥和夫さんも到着して、会場の雰囲気は一気にヒートアップ。

自由な交流イベント

 大まかなスケジュールはありましたが、基本的には大人たちの自由な雰囲気が満ちています。ここで新しい仲間を見つけたり、玉越さんや鳥居さん、羽鳥さんに聞いてみたかったことを尋ねたり・・・というのが目的ですから、自分で好きな過ごし方をしても構わないのです。胸のネームカードには名前だけではなくお住まいの都府県も記してあって、ご近所さんを見つけることも・・・。

 交流のきっかけになるよう、開会後最初の自己紹介の際には真っ先にホームグラウンドの湖を名のるというシステム。アングラーなら、ホームグランドと住所が分かればすぐに新しい仲間を作れますもんね。

 午前中には、玉越校長のセミナーが桟橋上で行なわれました。テーマは「ロッドとプラグとラインの関係」


玉越校長がラインとルアーの関係を実演で解説すると、おぉーっと納得の声が・・・
なぜ8ポンド程度のラインを使うことが多いのか・・・

ラインでルアーの動きが活きたり、死んだりなんてことが本当にあるのか・・・

ロッドの調子や硬さが変るとプラグの動きが変ってしまうのか・・・

玉越さんの軽妙なトークと目の前での実演で分かりやすく進行していきます。

 ま、理屈では分かっていても、たかだか10mちょっと先で演じられるルアーのアクションを見れば一同納得。異なる数セットのタックルで実際に体験しながら、マンツーマンに近い状態で展開するわけで贅沢と言えば贅沢です。

 しかし、このイベントはメンバーのための交流イベントですから、そこに“教える人”、“教わる人”という垣根はありません。
 まるで仲のいい釣りの先輩後輩が、釣りのテクニックを雑談する、という雰囲気です。相手があの玉越さんであっても遠慮は無用。和気あいあいと時間が流れていきます。


ベトナムの屋台・・・と称賛された?
Wさんの超絶バーベキュー!
ごくろうさまでした。みんな満足です
 やがてランチタイム。

 メンバーのWさんが焼鳥オヤジを買ってでてくれて、炎天下、蝉の声がふりそそぐ木立で、焼鳥とフランクフルトを旨そうに焼きあげていきます。

 その匂いが桟橋まで届いたのでしょうか、タイミングよく玉越校長のセミナーも終了しました。

食べて、飲んで、しゃべって、笑う。
木立の中のテーブルに分かれての昼食。玉越さんや鳥居さんがメンバーの中に入っていって、会話とランチを一緒に楽しみます。


お昼です。ランチです。こんな感じで食べる、
笑う、飲む、しゃべる・・・忙しい忙しい

あちらこちらでルアー談義。
そりゃそうです。みんな好きなんだから

最初は緊張気味の方もいたようですが、やがておかずを頬張りながら大声で笑うようすに、鳥居さんもうれしそう。
食べ終わる頃にはどのテーブルにも旧知の仲のような雰囲気が満ちていました。



お宝もずいぶん出ましたよ。
ジャンケン大会でプレゼントをゲット!
食事が終わると、プレゼント大会。

ファン垂涎の非売品なんかも登場して、ジャンケンの手にも力が入ります。

とはいえ、クラブメンバーの親近感からか、殺伐とした雰囲気はありません。

外れれば照れ笑い。お目当てが当たった人には周りからも祝福の拍手が起こります。

 非売品のSMITHタオルや諸々の事情でお蔵入りしたTシャツなど、レアものが連続。マニアにはたまらない展開です。

 前号のSurfaceで玉越校長がフック交換のための先丸プライヤー、クニペックスを披露しましたが、百円ショップの商品でも店頭で吟味すれば使用に耐えられるものがあるとか。
 今回はそれを実証すべく、校長自ら近所の百円ショップに出かけ、十数個の中から先端の精度があるものをひとつ選び出しこの抽選に出品。

「先がピタッと合ってるのはなかなかないんだよねぇ。でも、本物は二千円以上するけどこっちは百円だからしょうがないね」

と笑いながらジャンケンの勝者に手渡します。
他には非売品のSMITHタオルや諸々の事情でお蔵入りしたTシャツなど、レアものが連続。マニアにはたまらない展開です。

 午後は、再び桟橋でレクチャー開始。  今度は鳥居事務局長も登場で、キャスティングやロッドアクションに関する熱いひとときが始まりました。


鳥居事務局長の人懐っこい笑顔が人気でした

いつの間にか、玉越さんも参加者に混じって。
あぁでもない、こうでもない・・・

 それにしても、ひとりひとりが抱えている疑問や課題って実に多彩。
 ここは一方通行のレクチャーではありませんから、鳥居さんや玉越さんがメンバーに意見を聞くことも・・・。そんな自由な雰囲気がこのクラブの魅力なんですねぇ。

 今回のイベントにはもうひとつお楽しみ企画が用意されていました。それは、スーパーストライクロッドの試投です。主なモデルすべてを会場に陳列し、自分のリールを装着して納得するまで投げていただこうと考えました。
 何せ、そこには開発担当者がいるわけですから、投げてみて生じた疑問や質問もすぐに解消するという図式です。

 さて、その頃にはテント内で涼んでいた羽鳥さんの周りにもメンバーが集まり始めました。サインをもらったり、ルアーに関して質問したり・・・。
 茶飲み友達のような雰囲気に、羽鳥さんも楽しそう。

 午前9時に受付が始まって、気がつけば午後4時。そろそろお開きの時間です。あっという間の7時間でした。

 投げて、尋ねて、しゃべって、笑って、お腹いっぱいになって、汗をいっぱいかいて、じゃんけんして・・・そんな1日はあっという間に過ぎていきました。
 別々にやってきたメンバーが、解散後一緒に釣りをしたり、誘いあって帰途についたり・・・そんな事務局がうれしくなってしまうようなシーンがたくさん見られました。


この笑顔でイベントは終了。また次回!


 なお、今回の「SuperStrikeDay」は 津久井観光ボート 様のご協力で実現しました。
同店は、湖畔のビオトープや産卵エリアの設置など良質なバスフィッシングを維持するための努力を続けてきた老舗です。この場をお借りして御礼申し上げます。

 なお、今後、関西など他の地区でも開催を予定しております。乞うご期待!

編集部(M)

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